SHADE SKIN PROJECT(シェイドスキン プロジェクト)は目から受ける紫外線の影響を広めるために2017年2月21日に以下のメンバーで立ち上げられました。
眼科医・皮膚科医・研究者・イメージコンサルタントの4つの異なる分野の専門家が、目肌焼けとその対策の周知を目的にしたプロジェクトです。
学術資料の収集と発信や消費者動向調査をメインに活動しています。
全国の20~50代の女性500人を対象に、目肌焼けに関する意識調査を実施いてアンケート結果を公開しています。調査内容を分かりやすくまとめました。
目日焼けの認知度についてアンケート取ると、「よく知っている」と「なんとなく知っている」の合計は60%でした。
2012年に解明されたことで、スキンケアに積極的な女性は半分以上が認知している調査結果です。
とはいえ、まだまだ認知度は低い傾向にあるため、知らず知らずのうちに目日焼けを起こしている女性が多いことが予想されます。
500名のうち、日焼け対策をしている313人に紫外線対策の方法をアンケートとったところ、サングラスにチェックを入れたのは28.1%でした。
日肌焼けのリスクを知っている人が6割いる中で、なにも対策を取っていない人は非常に多い数字です。
また500人に対して普段からサングラスをしているかの質問では、以下のような回答結果が出ています。
サングラスをかけない理由では、似合わない、かける習慣がないという答えが上位に入っていました。
4割の人が目肌焼けを知らないので、まずは残りの4割を広めることが今後の活動目的のひとつになります。
すでに6割にまで周知されるようになっているので、時間とともに口コミの影響も含めて認知度は向上していくでしょう。
課題になるのは、リスクを知った上でサングラスをかけない人の多さです。
サングラスは好き嫌いの別れるファッションで、欧米に比べても日本人はサングラスの普及率が低いです。
肌への紫外線は対策をしないとすぐに日焼けの症状が現れますが、目肌焼けは対策をしていなくてもすぐに影響を受けません。
そのため、肌への日焼け対策さえしておけば、大きな問題にならないと思っている方が多い傾向にあります。
今後はサングラスや目の紫外線対策の重要性をどのようにアピールしていくかがプロジェクトの課題と言えるでしょう。