彫りが深くない顔の作りである日本人は目に紫外線が入りやすい傾向にあります。
紫外線が目に当たると、活性化酸素が過剰に発生します。
そうすると角膜にダメージが生じ、充血や痛みの原因になったり、目の病気に繋がったりすることもあるため注意が必要です。
紫外線のダメージによって起こる病気には、白内障や眼裂斑、加齢黄斑変性などがあります。
最悪の場合失明に繋がるため、日頃の対策は欠かさないようにしましょう。
目を日焼けして充血や痛みなどの症状があった場合、これから紹介する方法をすぐに試して応急処置を行いましょう。
ただし、充血や痛みが激しい場合はすぐ病院へ行くようにして下さい。
目に炎症が起こっている場合、まずは目を休めなければいけません。
しばらく目を閉じて過ごしていると、症状が落ち着くことがあります。
コンタクトを付けている方は、しばらくメガネに切り替えることがおすすめです。
また、冷やすと炎症が落ち着き効果的です。
タオルやハンカチなどを水で濡らして絞り、目の上に乗せて冷やしましょう。
しばらくすると痛みや充血が収まることもあります。
目の炎症を抑える目薬を使うのも効果的です。
炎症を抑える成分「硫酸亜鉛水和物成分」が入った紫外線用の目薬がおすすめ。
一般的なドラッグストアにも販売しているため、入手しやすいのがメリットです。
目を休ませたり冷やしたり、目薬を使っても症状が落ち着かない場合は、直ちに眼科へいきましょう。
炎症が起こったまま放置していると、目の病気になる可能性もあります。
早めに処置をすることでリスクも下げられるため、迷わず病院へいきましょう。
紫外線で弱った目をアフターフォローするためには、目の健康を守るツボを押すのも効果的です。
まず、目に効果のあるツボは「人差し指と中指の奥側」にあります。
ここを強めの力で押して揉みほぐしていきましょう。
痛ければ痛いほど効果的です。
さらに、各指を引っ張ったり回したりするのもおすすめです。
次に、脾臓のツボを押さえていきましょう。
左足の小指側・真ん中あたりの周辺をまんべんなく刺激して下さい。
疲れ目をはじめ、白内障や緑内障、加齢性黄斑変性症などの予防に繋がります。
アフターケアで落ち着いたからといって、安心していてはいけません。
今以上に悪化させないためには、これ以上目に負担をかけないことが大切です。
外を出歩く際にはサングラスを常に持ち歩いて、さらにブルーライトにも注意が必要です。
デスクワークが中心の方は、ブルーライトカットのメガネやコンタクトをするよう心がけましょう。
1日の終わりには、目をいたわるためにホットアイマスクなどを使って目の疲れを癒やすのもおすすめ。
予防をして同じことを繰り返さないのが、健康な目を維持する秘訣です。