子供の目肌焼け対策

 

サングラスを掛けた子ども

子供は屋外で遊ぶことが多く、大人以上に目肌焼けを起こしやすい環境です。

 

日本では、子供がサングラスを付ける文化がなく、高校以下の学校でサングラスをかけて通学すると指導されてしまいます
子供の目肌焼け対策は、大人とは異なる工夫が必要です。

 

 

帽子と透明なUVカットメガネ

定番になる目肌焼け対策は帽子です。頭を守るだけではなく野球帽などツバが長めのものを使いましょう。

 

色つきのサングラスが使用しにくい子供は、透明なUVカットメガネを活用することが望ましいです。

 

 

 

ブルーライトカットメガネでも効果ある?

 

最近の子供は物心が付いた頃から、スマホの動画閲覧ばかり繰り返していて、小学生以上になるとデジタルゲームに熱中するものです。
液晶画面ばかり見る子供の目を気遣って、子供用ブルーライトカットメガネが良く売れています。

 

ブルーライトは紫外線に近い特性があり、全ての商品で一定の紫外線カット効果を持っています。

 

ブルーライトカットかつ紫外線カット率99.9%のメガネもありますが、紫外線カット率よりもフレームの大きさを重視して選びましょう。
日本人の顔は平べったい特性があり、成長途中の子供は顔にホリが出ていないため、UVカット機能のあるメガネを活用しても、あらゆる角度から紫外線が侵入してきます。

 

ブルーライトカットメガネが目肌焼け対策に効果的なことを理解して、家でスマホやゲームをするだけではなく通学や外出時もブルーライトカットメガネなどを付けさせる癖をつけましょう。

 

 

子供自身に危機感を持たせる

未就学児など、常に親や大人の目が届く範囲で遊んでいる場合は、最低限でも帽子。

 

遊ぶ内容によってはメガネを掛けさせるなどの管理ができます。
子供同士で公園などで遊ぶようになったら、子供自身の管理能力に委ねられます。

 

家を出る時は帽子を被っていても、公園についたら自転車のカゴに帽子を入れて遊んでしまう子供は大勢いますし、周囲の友達の影響も受けるものです。

 

子供に対しても目肌焼けのリスクをしっかり説明して、肌にシミができたり目が悪くなったりすることをしっかり伝えましょう

 

男の子なら「将来プロスポーツ選手になるためには、目が悪くならないように紫外線を浴びないように注意して」などと話すと効果的です。
女の子は「将来綺麗な肌の大人になるために目肌焼けに気をつけよう」などと説明しましょう。

 

理由も言わずに帽子、UVカットメガネの着用を指導するのではなく、しっかり理由を添えて理解した上で子供自身が目肌焼け対策に高い意識を持たせることが大切です。

 

目の総合的なケアをする

目肌焼けは目の疲労などダメージが蓄積されることで症状が悪化します。
スマホやゲーム、テレビなどのブルーライトカットによる目のダメージも関係しています。

 

液晶画面を見る時間を少なくして、ブルーライトカットの対策を行い、食事ではビタミンA、B2・B6、Cなどの栄養をしっかり補給して、目の総合的なケアをしてあげましょう。

 

目のダメージが軽減されて健康的な状態になれば、目肌焼けの影響が少なくなっていきます。

 

目肌焼け(紫外線)や身体の内側、紫外線以外のダメージの3つ全てで適切なケアを行いましょう。